尾張地区高校美術部合同作品展
3月18日(土)〜3月20日(月)一宮市三岸節子記念美術館において行われた尾張地区高等学校美術部合同作品展に出品をしました。この展覧会は尾張地区の美術部が集まって行う展覧会で今回は10校が参加しました。本校からは50号の油絵を展示しました。
第31回美術『名古屋』支部展
1月17日(火)〜1月22日(日)名古屋市博物館3階ギャラリーで、愛知県高等学校文化連盟美術・工芸専門部名古屋支部展(絵画・工芸)が開催されました。愛知県内47校が参加したこの美術展に、本校美術部3名が出展しました。
高大連携事業『版の方法論50×50=75』
7月25日(月)、26日(火)の2日間にわたり、名古屋芸術大学の『版の方法論50×50=75』に参加しました。これは、名古屋芸術大学と姉妹校提携をしているイギリス、タイの3大学による国際交流プロジェクトです。その中のワークショップ「紙漉き」と「多色刷りリトグラフ」に参加しました。
はじめに各大学の教員、卒業生、学生の作品が展示されているアート&デザインセンターで、作品についての説明や各大学の特徴、技法の違いなどについて説明をしていただきました。また、版画の資料を展示したコーナーではプレス機や和紙の原料となるコウゾを見学しました。
【 紙漉き 班 】
専用の道具で紙を漉くだけでなく、和紙の特性を生かしてキャンパス内から採取してきた植物を入れたり、色を付けたり、立体化したりと充実した内容でした。和紙は日本独特のもので、留学してきた海外の学生にも大変人気があるとのことです。
【 リトグラフ 班 】
はじめに作品をつくることの意義や喜びを「共感」というキーワードで話していただき、初めて取り組むリトグラフへの緊張をほぐすとともに、制作へのモチベーションも高めました。原画は、夏をモチーフに言葉を連想していき、そこから生み出される形から発想を広げ、アラビアガムやエゲンラッカー、チンクタールなどを用いて描画、製版しました。インクを作り、ゴムローラーを転がした後、プレス機で刷り、エディションナンバーを付けて完成させました。
高大連携事業「高校生のチカラ−芸術への招待−」
名古屋芸術大学内のアート&デザインセンターにおいて、5月6日(金)から11日(水)まで『高校生のチカラ−芸術への招待−』と題された展覧会が開催されました。この展覧会は、高大連携事業の一環で、名古屋芸術大学美術学部の研究と尾張地区高校美術部の活性化を目的とし、美術学部生、高校美術部員の作品を展示したものです。展示方法にもこのコンセプトが生かされており、それぞれの所属するグループや表現技法の枠を外し、シャッフルした形で展示されていました。この企画の中で、大学の先生や現役の美大生からも作品に対する講評をしていただいたり、様々な質問に答えていただいたり、今後の制作への展望を相談したりすることができました。
また、7日(土)8日(日)には、「名古屋芸大をはがす」と題されたワークショップにも参加しました。これは、銅版画の技法を発展させたもので、「記憶」をテーマとした共同作品として発表するものです。
大学の先生や美術を専門に学ぶ学生との交流の中で、改めて自身の制作への態度を深める貴重な体験になりました。