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文化祭・芸術鑑賞会(平成20年度)



学校祭の準備


 クラス発表では、展示・食品バザー・ステージ発表と、それぞれ個性があり、工夫があります。早くから念入りに準備するクラスもあれば、直前に猛ダッシュするクラスもさまざまです。
でも、共通しているのは「みんなで楽しもう!」という気持ちです。3年生を中心にして、学校祭が近づくともに、どんどん盛り上がっていきます。まさに、「青春は爆発だ!〜瞬間にベストを尽くせ〜」です。




全体発表


今年の学校祭の全体企画、モザイク壁画「明日の神話(あすのしんわ)」です。この壁画の原画は、故岡本太郎氏が原爆の炸裂の瞬間をテーマに制作した巨大壁画(横30m、縦5.5m)です。コンクリート製の板に一部合成ゴムを貼り付けてアクリル系塗料で描かれています。悲惨な体験を乗り越え、再生する人々のたくましさを描いたとされ、大阪万博のシンボルタワー「太陽の塔」に次ぐ、氏の代表作です。
制作過程として、まず赤・青・黄・黒の4色の色紙片(2.5cm四方)を80枚、それぞれA4判用紙の所定の場所に貼り付けます。その用紙を16枚、模造紙(B紙)に貼り合わせます。それによってできた模造紙63枚をつなぎ合わせ、横18m、縦3.3mの壁画にします。最後に、そのモザイク壁画を展示するために木枠に打ち付け、さらに雨のことを考慮してビニールで覆いました。こうして合計約7万5千枚の色紙片を貼り付けた巨大モザイク壁画が誕生しました。
なお、岡本太郎記念現代芸術振興財団から壁画の制作、及び新聞等で取り上げられることの許可を得ています。