リンゴ酢、穀物酢、米酢の中に含まれている酸の濃度を
水酸化ナトリウム水溶液で、中和滴定し、調べます。
また、指示薬としてメチルレッドは適切でなく、
フェノールフタレインが適切であるということも確かめました。

高大連携講座を実施しました。

稲沢東高校の化学室も耐震改修工事が終わって
幾分化学室らしくなりましたが、
さすが、大学の実験室は違います。

落合先生(右から2番目)と
実験を手伝っていただいた助手のみなさん。

「こうやって、いろいろな化学物質の量を計ることができます。
環境問題を起こす物質の定量や食品分析など、広く使われています。」
という落合先生の言葉を聞いて、社会で実際に役立っている実験だと分かりびっくり。

落合先生には7月2日に、今度は稲沢東高校に来ていただき、この実験のレポートに
関する指導をしていただく予定です。

名古屋文理大学の皆様、ありがとうございました。

水酸化ナトリウム水溶液を滴下する
撹拌する
pHメーターで計る
記録する
の連続。

稲沢東高校は名古屋文理大学と高大連携協定を結んでいます。
地理的にも非常に近く、(自転車で10分ぐらいです)緊密な連携ができるメリットがあります。

今回、2年生理系のクラスが名古屋文理大学のお世話になりました。

担当していただいたのは名古屋文理大学基礎教育センター長 落合直文教授です。
本校の理系の化学を担当している門口先生と事前に何度も打ち合わせをし、
「中和滴定」の実験をすることにしました。
教科書にも出ていて、入試にも出る、それでいて実験に時間がかかるし、機材もいる
重要なことは分かっているが、あまり高校では実際に実験できないものを扱おうということで、中和滴定の実験をしました。

使用している白衣とゴーグルは
昨年度のSPP(サイエンス・パートナーシップ・
プロジェクト)で購入したもの。
白衣を着ると、雰囲気が変わります。